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ヘアマニキュアってなに?ヘアカラーとの違いは?市販品の選び方・使い方まで解説

ヘアマニキュアってなに?ヘアカラーとの違いは?市販品の選び方・使い方まで解説

「ヘアマニキュアに興味はあるけれど、ヘアカラーとの違いが分からない…」
という方も多いのではないでしょうか。

ヘアマニキュアは、ダメージを抑えながら髪の毛を染められるアイテム。
染めたい色や用途によっては、ヘアカラーよりも効果的に使用できます。

この記事ではヘアマニキュアのメリット・デメリットをわかりやすく解説。
さらに市販品を選ぶときのポイントや使い方まで、ヘアマニキュアについて網羅しています。

自分に合った染め方を探している方は必見です。

【この記事でわかること】

  • ヘアマニキュア=髪を脱色せず、表面だけを染料でコーティング
  • ヘアカラーとの違いは「髪のどこまで染料を浸透させるか」
  • 市販でヘアマニキュアを購入するときの選び方4つ
  • ヘアマニキュアの使い方

ヘアマニキュアとは?ヘアカラーとの違いは「色をつける仕組み」

ヘアマニキュア=髪の表面に色をコーティングするアイテム。ヘアカラーとの違いは「色を入れる仕組み」

ヘアマニキュアとは、髪の毛の表面をコーティングするカラー剤のこと

通常のヘアカラーとは、「髪に色をつける仕組み」が異なります。

  • ヘアマニキュア:髪の表面だけに色をつける
  • ヘアカラー:毛髪内部に直接色をつける

上記の通り、ヘアカラーは毛髪内部に直接カラー剤を注入する方法。
発色がよく、黒髪からでも希望したカラーになりやすいのが特徴です。

一方、ヘアマニキュアはカラー剤で髪の表面をコーティングするだけ。
白髪やブリーチした髪など、もともと明るい髪には色がつきやすい方法です。

発色だけならヘアカラーのほうが優れて見えますが、1度キューティクルを破壊しなければ染められません。
ダメージが大きいので、肌荒れや切れ毛などのトラブルを起こしやすいのがネックです。

逆にヘアマニキュアは色を乗せるだけなので、髪が傷みやすい・すでに傷んでいる方でもダメージが軽減できます。

このようにそれぞれにメリット・デメリットが異なるので、髪質や用途によって使い分けるのがベストですよ。

ヘアカラーはなぜ頭皮トラブルが多い?

ヘアカラーで頭皮トラブルを起こしやすいのは、使用している薬剤がアルカリ性だから。

というのも、健康な人の皮膚のphは弱酸性
(pH=酸性とアルカリ性の度合を0~14までの数字で示したもの。)

健康な弱酸性の肌にはもともとアルカリを中和する力が備わっていて、アルカリに触れても約3時間後には弱酸性に戻ります。

しかしあまりに強いアルカリに触れると中和する力が弱くなり、アルカリ性に傾いたままになってしまいます。
アルカリ性に傾くことで菌が増殖しやすい環境になり、かゆみやかぶれが起きやすくなってしまうんですね。

特に肌が弱い方は、もとの肌がアルカリ性寄り。
アルカリ性薬剤を使用すると敏感に反応してしまい、トラブルを引き起こしやすいというワケです。

(関連:弱酸性シャンプーを使うメリットは?市販品のおすすめの選び方と肌に良い理由を解説

へアマニキュアのメリット・デメリット

ヘアマニキュアの最大のメリットは「髪や頭皮へのダメージがほとんどない」こと

ヘアマニキュアのメリット・デメリットをチェックしていきましょう。

メリットデメリット
髪や頭皮へのダメージが少ない色落ちしやすい
仕上がりが艷やかになる黒髪や黒染めをしたあとの髪は染まりにくい

ヘアマニキュアは、髪や頭皮へのダメージが少ないのが最大のメリット。

先述の通り、ヘアマニキュアは表面をコーティングするだけ。
頭皮に直接つけないので、かゆみやかぶれといった頭皮トラブルを起こしにくいですよ。

さらにキューティクルの外側を包みこむイメージなので、ダメージ毛や白髪などデリケートな髪質でも使いやすいのもうれしいポイント。
かえって、ツヤやハリ・コシが出たように感じる方も多いですよ。

一方で表面をコーティングするだけなので、色落ちが早いのがややネック。
シャンプーをするたびに色落ちしてしまうので、長持ちさせるのには向いていません。

また、もともと暗い色の髪は発色しにくいのも覚えておきましょう。
「黒髪からガラッと色味を変えたい」という方は、髪の状態を見ながらカラー方法を相談するのをおすすめします。

ヘアマニキュアが向いている人は?

メリット・デメリットを踏まえて、ヘアマニキュアをおすすめしたい方は下記の通り。

  • 白髪が多い、すでにブリーチ済みなど、髪が明るい人
  • ヘアカラーで肌トラブルを起こしたことがある人
  • 髪にハリ・ツヤを出したいハイダメージ毛の人
  • 短期間でカラーを楽しみたい人

ヘアマニキュアは白髪やブリーチ毛など、もとの髪が明るいとキレイに色が入ります。
頭髪へのダメージが少ないので、ハイダメージ毛でも使えるのもポイント。

もちろんかゆみやかぶれの経験がある人ヘアカラーの薬剤にアレルギーがある人も安全に染められますよ。

色落ちが早いのを逆手にとって、「夏休みの間だけ」など期間限定でカラーを楽しみたい時に使うのもアリですよ。

市販でヘアマニキュアを選ぶときのポイント4つ

ヘアマニキュアは美容院でも使用されていますが、市販品でも購入OK。
実はドラッグストアなどで購入できるカラー剤は、すべてヘアマニキュアに分類されます。

髪へのダメージを最小限にする&希望の色に染めるために、ポイントを抑えて選びましょう。

  • 白髪染め用か普通髪用かを選ぶ
  • 色持ちの目安を口コミなどで調べて決める
  • 肌が敏感な人は成分を見てみる
  • 洗い流すものや乾いた髪に使用するものなど、使い勝手で選ぶ

①白髪染めなど用途別で選ぶ

ヘアマニキュアは白髪用と普通髪用の2種類。目的に合わせて使い分けよう

ヘアマニキュアを選ぶときは、用途別に使い分けるのが大前提。

そもそもヘアマニキュアは、白髪染め用普通髪用の2種類に分けられます。

白髪染め用は、普通髪用よりメラニン成分を多く含んでいるのが特徴。
白髪特有のギラギラ感を抑えてくれます。

一方、普通髪用は白髪染め用に比べてカラーバリエーションが多いのが特徴。
また、髪の毛にツヤを与える成分が多く入っているものもあります。

「思ったよりも色が沈んだ」「白髪が目立つ」など満足できる仕上がりにならないので、目的に適した方を使うようにしてくださいね。

特に白髪染め用を選ぶときは、地毛に近い色を選ぶのが重要。
元の髪と違い過ぎる色で染めてしまうと、不自然に仕上がってしまうので注意が必要です。

購入前に口コミや画像などで確認してみるといいですよ。

②色持ちで選ぶ

ヘアマニキュアの色持ちは3週間前後のものが多め。口コミなどで事前に確認しよう

色持ちの期間を確認するのも、満足できるヘアマニキュアを選ぶコツ。

ヘアマニキュアは、3週間前後で色が落ちるものが多め。
ただ、商品によっては1週間ほどで落ちるものもあります。

例えば、カラーバターやトリートメントタイプは色持ちが1~2週間と短め。
頻繁に色を変えたい・ヘアケアもしたいという方にはおすすめです。

逆に「薬剤タイプは色が長持ちしやすい」など、タイプによっても色持ちの期間が変わるのをチェックしておきましょう。

パッケージや商品説明欄を確認しながら、色持ち+αの要素で選ぶのもアリですよ。

③染料・配合成分で選ぶ

敏感肌の方は「ジアニン」を避け、「HC染料」が入っているものを選ぶのがおすすめ

髪や頭皮のダメージを回避したいなら、染料・配合成分でヘアマニキュアを選ぶのがベターです。

特にカラー剤のアレルギーやダメージが気になる方は、「ジアニン」に要注意。
市販品を買う場合は、下記の成分表記を避けるのが安心でしょう。

  • パラフェニレンジアミン
  • 硫酸トルエン2.5-ジアミン

髪への負担をより軽減したい方は、HC染料がおすすめ。
HC染料は分子がとても小さいため、髪に優しいといわれる成分です。

  • HC青
  • HC黄

パッケージ裏をチェックして、上記の表記があるかチェックしてみてくださいね。

④使用方法で選ぶ

ヘアマニキュアの使い方は様々。濡れた髪に使うものや乾いた髪に使うものなど好みで選ぼう

自分に合った使用方法でヘアマニキュアを選ぶのもアリ。

ヘアマニキュアのタイプは、使うタイミングによって大きく3種類に分けられます。

  • 洗い流すタイプ
  • タオルドライしたあとに塗るタイプ
  • 乾いた髪に塗るタイプ

洗い流すタイプは、お風呂で手軽に染められるのがポイントです。
シャンプー後の髪に塗り込み、そのままシャワーで洗い流せばOK。
トリートメント効果があるものが多いので、髪にツヤが出やすいのはこのタイプです。

タオルドライしたあとに塗るタイプは、洗髪後にタオルで拭いてから使用します。
このタイプの特徴は、カラーバリエーションが豊富にあること。
ビビットカラーなど、派手目の色にしたいときはこのタイプがおすすめです。

乾いた髪に塗るタイプは、色持ちが長い商品が多です。
初めてヘアマニキュアを使う方でも、比較的塗りムラが出にくいでしょう。

使いやすさに加えて、仕上がりのイメージに合うタイプを選んでみてくださいね。

ヘアマニキュアの使い方

ヘアマニキュアの塗り方順序

ヘアマニキュアはポイントをおさえることで、セルフでも綺麗に染められますよ。

【ヘアマニキュアの塗り方・順序】

  1. クリップで前髪とサイドを分ける
  2. コームにヘアマニキュアを出す
  3. 生え際や分け目~毛先まで順番に塗布
  4. 全体をとかして所定時間まで放置
  5. すすぎ湯に色が出なくなるまで洗う

ヘアマニキュアを塗るときは、コームを使うとキレイに染められます。
塗りムラを減らすためにも、コームの上にカラー剤をたっぷりめに出すようにしてくださいね。

塗布するときは、色が入りにくい根本付近から塗っていくとムラになりにくくなります。

  1. 生え際(or白髪の多い部分)・分け目
  2. 前髪とサイド
  3. 耳の後ろ・襟足を塗る
  4. 後頭部
  5. 毛先

まず普通髪用は、最初に生え際から塗っていきます。
白髪染め用なら、白髪の目立つ部分から塗りましょう。

生え際は顔→後頭部に向かって塗るのがポイント。
地肌に地肌にカラー剤がつかないように、根本から1~2cm開けるようにしましょう。
毛先を塗るときは手を添えながら、カラー剤を伸ばすように塗ってください。

全体をいろいろな角度で優しくとかしたら、所定時間まで放置します。

「髪質が太い・固い」
「いつもカラーやパーマが入りにくい」
といった方は、所定時間+5分で長めに置くのがベターです。
ラップを巻いたり、シャワーキャップを被ったりすると、色が入りやすくなりますよ。

最後にシャワーで髪を洗い流していきます。
商品によってはシャンプーが必要な場合もあるので、パッケージをよく確認しましょう。

すすぎ湯に色がつかなくなるまで洗髪した後、ドライヤーで髪を乾かせば完了です。

セルフカラーは事前準備をしておくと便利

セルフで染めるコツは事前準備。用意するものや流れを確認しておこう

セルフで染めるときは、事前準備をしておくとスムーズです。

用意するもの・手順をあらかじめ確認しておきましょう。

【事前に準備するもの】

  • ヘアマニキュア本品
  • 時計
  • 手袋(本品に付属の場合もあり)
  • 汚れてもいい服orケープ

【あると便利なもの】

  • 保護用のワセリン
  • イヤーカバー
  • コーム、ブラシ
  • ヘアクリップ
  • ラップ
  • 新聞紙orシート

上記のアイテムは、すべて100円ショップで用意OK。
アイテムが揃ったら、下記の手順で汚れや肌荒れを防止していきます。

【アイテムが揃ったら…】

  1. 新聞紙を敷く
  2. 汚れてもいい服orケープをかぶる
  3. 生え際や肌の弱い部分にワセリンをたっぷり塗る
  4. イヤーカバー、手袋をはめる

ここまで準備が整ったら、いよいよ塗り始めましょう!

セルフで染めるときの注意点

ヘアマニキュアでセルフカラーするときは、地肌や床に付着しないように注意。
一度付着してしまうと、薬剤の性質上なかなか落ちません。

もしついてしまったら出来るだけ早く水で洗い流してください。
服についた場合は、クレンジングジェルか専用液を綿棒につけて叩くようにふきとりましょう。

また染めてから数日間は枕やタオル、衣類への色移りにも注意してくださいね。

ヘアマニキュアは髪・頭皮へのダメージが少ないカラー剤。

髪の脱色なしで表面だけを染めるので、下記のような人にはおすすめです。

  • 白髪・ブリーチ済みの髪など、明るい髪色の人
  • 敏感肌(ヘアカラーで炎症を起こしたことがある)の人
  • 髪の毛にハリやツヤが欲しいハイダメージ毛の人
  • 短期間だけヘア―チェンジをしたい人

市販で購入する際は、用途や色持ち、成分や使い方を判断材料にしましょう。
事前に口コミなどでリサーチするのもいいですよ。

自分に合う染め方を見つけて、理想の髪色をゲットしてください。

ABOUT ME
chisaki
chisaki
1995年生まれ。新卒で大手企業の営業職として邁進しながら、趣味でコスメを勉強しブロガーとして活動していたところ、マネージャーに引き抜かれる(誠実でわかりやすいテキストに定評アリ)。 最近は「着飾るだけではないベーシックビューティー」をテーマに、ヘアケア・スキンケア改善を追求中です。皆様に役立つ知識を提供していきます!