「思わず髪を切りすぎてしまった…!」
たとえば、こんな時は早く髪の毛を伸ばしたいですよね。
当然間違ったヘアケアは、髪の毛が伸びにくい上に切れ毛の原因になります。
また実は睡眠や食事など、生活習慣も深く関わっているって知っていましたか?
このページでは、ヘアケアと生活改善から髪を伸ばす方法を紹介しています。
ツヤのある健康的な髪を伸ばす、正しい方法とコツを知っておきましょう。
【この記事で分かること】
- 早く伸ばすには、切れ毛を防ぐ&健康な髪を育てることが大切
- 切れ毛を防ぐヘアケアのコツ3つ
- 髪の成長を促すために心がけたい2つの生活習慣
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そもそも髪を早く伸ばすことはできる?
まず大前提として、髪の毛を早く成長させて1週間や2週間で伸ばすのは難しいのが正直なところ。
髪は植物と同じように、栄養を吸収して細胞分裂を繰り返して成長します。
1日に0.3ミリと少しずつ伸びているので、成長スピードを速めることは難しいんですね。
髪は、1日に約0.3ミリ、1カ月で約1センチ、1年で約15センチ、約4~6年間伸びます。
(出典:花王株式会社 ヘアケアサイト)
つまり、髪を伸ばすには髪にたっぷり栄養を補給することが最優先ということです。
また、髪をできるだけ早く伸ばしたいなら、切れ毛対策も重要。
なかなか髪が伸びない…と感じる方は、途中で髪が切れてしまっている可能性が高いです。
ちなみに、「男性より女性の方が髪は伸びやすい」と言われています。
女性はキューティクルがしっかりしていて傷みにくく、切れ毛になりにくい傾向があるようです。
髪を早く伸ばしたいならダメージや乾燥を伏せぐヘアケアも徹底して、健康な髪を保つのを意識すべきでしょう。
「ショートヘアの方が伸びやすい」と言われますが、髪の長さと伸びるスピードは無関係。
髪が伸びるとヘアスタイルの乱れが気になりやすいため、ショートヘアだと伸びるスピードが早く感じると考えられています。
逆にロングヘアだと末端の切れ毛になりやすいので、伸びが遅いと感じるようです。
髪を結ぶ・たくさん洗うなど強い刺激を与えるのはNG
髪を早く伸ばしたいからといって、頭皮や髪に強い刺激を与えるのは逆効果になりかねません。
- 髪を結んで頭皮を刺激する
- 髪の毛を引っ張る
- 汚れを落とすためにたくさん頭を洗う
前述したように髪は細胞分裂を繰り返すことで伸びる仕組み。
髪を結んで引っ張って刺激を与えても、早く伸びることはありません。
たとえば髪を結ぶ時間が長いと、毛根部分が萎縮して栄養が届きにくくなることも…。
(関連:髪を引っ張りすぎると頭皮・毛髪のダメージになる)
髪の成長を促すなら、髪や頭皮にやさしいヘアケアをすることが大切ですよ。
髪の毛を伸ばすヘアケア3つ!日頃できる簡単な対策
先述した通り髪をスムーズに伸ばすには、ダメージや乾燥を防いで切れ毛を防ぐことが重要です。
まずは、次のようなヘアケア対策を心がけてください。
- 髪質に合う洗浄力のシャンプーを使う
- 紫外線対策で頭皮と髪の乾燥を防ぐ
- 頭皮マッサージで血行促進する
①髪質に合うシャンプーを使う
髪をきれいに伸ばすには、髪質や肌質に合うシャンプー・コンディショナーを使うのが大前提。
注目すべきは洗浄成分の種類です。
(参考:【肌質別】シャンプーの界面活性剤の種類)
洗浄成分 | 髪質・肌質 |
---|---|
高級アルコール系 | 脂性肌向け |
石けん系 | 普通肌向け |
アミノ酸系 | 敏感肌向け |
ベタイン系 | 乾燥肌向け |
高級アルコール系のシャンプーなら、髪がベタつきやすい人でも余計な汚れをしっかり洗い流せます。
敏感肌で頭皮や髪が荒れやすい方は、アミノ酸系のシャンプーをチョイス。
乾燥肌でフケがでやすいなら、保湿作用も兼ね備えたベタイン系シャンプーが最適です。
また頭皮や髪がデリケートな方は、オーガニック系シャンプーなども低刺激なので試してみてください。
髪質や頭皮の状態にあわせたシャンプーやコンデョショナーを選ぶことは、健康な髪への第一歩ですよ。
天然由来成分・オーガニック原料使用
オーガニックシャンプー・コンディショナー
当サイト(Mavie)を運営するLebena organicでは、泡立ちにこだわったオーガニックシャンプー・コンディショナーをご用意しています。

天然由来成分96%のうち、10%以上のオーガニック成分を配合。
頭皮にうるおいを与え、髪が生える環境を整えます。
正しい洗髪・ドライヤーで髪を傷ませないのも大切
髪を伸ばすには、正しい髪の洗い方・乾かし方で髪を傷ませないのも大切です。

- 髪をとかす・予洗い
→ブラッシング、お湯で素洗い - シャンプー
→軽く泡立ててから頭皮に広げる - コンディショナー
→毛先から耳下まで - ドライヤー
→根元から乾かす
髪を健やかに保つには、はじめの予洗いを徹底することが重要。
ほとんどの汚れは予洗いで落ちると言われています。
さらにシャンプーの泡立ちをよくする効果もあるので、力をこめず優しく髪を洗うこともでききますよ。
また濡髪を放置するとダメージを与えて、切れ毛に繋がりかねません。
入浴後は、ドライヤーでしっかりと髪を乾かすようにしてくださいね。
②紫外線対策で頭皮と髪の乾燥を防ぐ
頭皮や髪の紫外線対策を徹底するのも、切れ毛を予防する大切なポイント。
髪は紫外線を浴びると、髪の主成分であるタンパク質が破壊されて乾燥します。
パサついた髪は外部刺激を受けやすくなるので、切れ毛を起こしやすくなるんですね。
夏はもちろん、一年を通してしっかり紫外線ケアをすることが大切です。
- 日焼け止めスプレーを使う
- 帽子や日傘を使う
- UVカットカーテンをかける
日焼け止めスプレーを髪の毛に吹きかけて、UV対策するのがベスト。
肌と同じように、2~3時間ごとにこまめに付け直してください。
日傘や帽子を併用すると、より紫外線をブロックできますよ。
帰宅後にヘアオイルや頭皮ローションでダメージケアするのもおすすめです。
→基本のヘアケアで注目を集めるツヤ髪に!おすすめトリートメント・ケア方法
③頭皮マッサージで血行を改善する
髪の成長を助けるには、頭皮マッサージで血流を改善するのも効果的です。
頭頂部には、血流の改善に効果的な「百会(ひゃくえ)」というツボがあります。
はじめにそこをじんわり揉みほぐして、血流改善のスイッチを入れましょう。
髪を洗うついでやバスタブに浸かっているときに、下記のマッサージを試してみてください。

- 鼻と両耳のラインが交わる頭頂部に指の腹を添える
- 頭頂部をじわーと3回ほど押す
- 頭頂部から「前後指2本分」離した部分を3回ほど押す
- 首の付根に親指をあて、押し込むように揉む
- 側頭部を手のひらでつつみ、円を描くように揉む
ちなみに、頭皮マッサージを続けると髪の毛の成長が促されることがわかっています。
ある研究によると、頭皮マッサージを毎日4分間行うのを24週間続けた結果、毛髪の太さを増加させたという結果 が出ています。
マッサージを行うことで、毛髪の成長に必要な因子の分泌が促進されたのです。
(出典:はなふさ皮膚科)
頭皮マッサージにはリラックス効果も期待でき、スッキリ感を得られるのもメリット。
睡眠の質の向上につながり、より健康的な髪をつくりだせますよ。
髪の毛の成長をサポートする生活習慣2つ
髪の毛をスムーズに伸ばしていくなら、当然ながら髪の成長をサポートするのも重要。
食事・睡眠は、髪の成長を促すために必要不可欠なポイントです。
- 髪の成長を促す食生活を意識する
- 深夜2時までに就寝し睡眠をしっかりとる
①髪の成長を促す食生活を意識する
髪を少しでも早く伸ばすなら、髪の成長をサポートする食品を積極的に摂りましょう。
栄養素 | 働き | 食品 |
---|---|---|
たんぱく質 | 筋肉や内臓、髪、爪などを構成する成分 | ・肉類 ・魚介類 ・卵類 ・大豆製品 ・乳製品 |
ビタミンB6 | 髪の毛や皮膚を健康にし、成長を促す | ・牛レバー ・さんま ・バナナ ・さつまいも ・赤パプリカ |
亜鉛 | 皮膚や粘膜の健康維持を助け、たんぱく質の代謝に関与する | ・牡蠣 ・煮干し ・牛肉 ・豚レバー |
タンパク質は、髪の毛をつくるために欠かせない材料。
亜鉛やビタミンB6は、髪の毛や頭皮を健康に保つサポートをしてくれます。
特に亜鉛は体内でつくりだせない栄養素なので、積極的に摂りましょう。
とはいえ、これだけ食べればいい!と偏食をすると、かえって髪の健康を損ないます。
栄養不足にならないように、一日三食バランスよく摂取するのを意識してくださいね。
②深夜2時までに就寝し睡眠をしっかりとる
髪の成長を促すには、十分な睡眠をしっかり取ることも大切。
ポイントは、22時〜深夜2時までには寝ること。
この時間帯は成長ホルモンの分泌が活発で、一番髪の毛がつくられる時間帯なんですね。
(参考:ゴリラクリニック)
逆に寝るのが遅いと髪が成長しにくいだけでなく、髪や頭皮へのダメージが修復されないので要注意。
髪を早く伸ばしたいなら、深夜2時までには夢の中にいるよう就寝時間を調整してください。
今回お伝えしたように、髪が伸びるスピード上げることは難しいのが本当のところ。
できるだけ早く髪を伸ばしたいなら、髪の健康を整えることが近道。
血行促進や切れ毛対策といったアプローチが大切です。
◎髪の毛を伸ばすヘアケア
- シャンプーを選ぶときは髪質に合わせて洗浄成分をチェックする
- 日焼け止めスプレーや帽子、日傘などで髪の日焼けを防ぐ
- 入浴時に頭皮マッサージをして血行を改善する
◎髪の毛の成長を促す生活習慣
- タンパク質・ビタミンB6・を意識しながら、一日三食しっかり食べる
- 深夜2時までに就寝し睡眠をしっかりとる
「髪を切りすぎた」
「綺麗なロングヘアにしたい」
このような方は毎日のヘアケアや生活習慣を見直して、できることから取り入れていきましょう。
