「抜け毛や白髪が気になる」
「頬がたるんできた」
「肩こりがひどい」
実はこの症状、頭皮の凝りが原因かもしれません!
頭皮が凝ると髪・頭皮のトラブルだけでなく、顔や体にも大きく影響します。
放っておくと症状がどんどん悪化しかねないので、日々のセルフケアが重要です。
そこで今回は、頭皮のこりを解消する「頭皮マッサージの方法」を詳しく解説。
画像つきでどこよりも詳しく紹介しているので、ぜひ今日から試してみてください!
【この記事で分かること】
- 頭皮がこるとどうなる?たるみや頭痛など、美容や健康にデメリットばかり…
- 頭皮マッサージで解決!血行促進で得られる美容・健康の効果3つ
- 手やブラシで簡単!頭皮マッサージのやり方解説
頭皮がこると抜け毛や白髪、ほうれい線につながる

頭皮がこると、美容や健康に悪影響を及ぼすことになります。
- 抜け毛や薄毛、白髪が増える
- 顔のたるみが加速する
- くすみが目立つ
- 頭痛に悩まされる
- 肩こりや眼精疲労が頻発する
頭皮の凝りによる不調の原因は、血行不良。
血流が滞ると栄養が行き届かなくなり、白髪や抜け毛、肌くすみなどを引き起こします。
さらに硬くなった頭皮は下に引っ張られるため、顔のたるみにも直結してしまうんですね。
また血流が悪くなると、頭痛や肩こりを引きおこすことも…。
周囲の神経が溜まった老廃物によって刺激され、痛みに繋がってしまいます。
最悪の場合、脳血管疾患や心筋梗塞などの危険な病気に発展しかねません。
白髪や抜け毛はもちろん、肌悩みや体の不調がなかなか改善しないなら、頭皮の凝りを疑ってみるのも大切ですよ。
頭皮のこり具合をチェック
実際に、頭皮がこっているかどうかをセルフチェックしてみましょう。
3つ以上当てはまる場合は、頭皮のこりが進行している可能性大です。
- 頭頂部の頭皮がつまめない
- 指で頭を軽く押しても弾力がない
- 指を置いて左右前後に動かしにくい
- 首を左右前後に倒すと引っ張られている感じがする
- ヘア/頭皮ケアをしてもトラブル*が改善しない
(*頭皮の赤み、フケ、ベタつきなど) - 抜け毛、薄毛が気になる
特に頭皮トラブルがない方や肌悩み・体の不調に悩んでいる方は、頭皮の弾力性に注目。
頭皮を掴んで伸ばしたり、押したりしたときに、動かしづらさを感じる場合は要注意です。
本来であれば、頭皮は良く動くもの。
しかし頭皮がこると周りの筋肉が硬くなって、伸縮性や弾力がなくなります。
頭皮が硬い方は血行不良による不調の可能性が高いので、しっかり血流を整えていく必要がありますよ。
頭皮マッサージは育毛や小顔に効果的
頭皮マッサージのメリットは、血行促進によるトラブル・不調の改善。
血行が良くなることで、頭皮のこりによって出ていた症状を改善できますよ!
- 頭皮に栄養が行き渡ることで、白髪や抜け毛を予防する
- 顔の筋肉を刺激して、小顔やリフトアップにつながる
- 脳をリフレッシュさせ、頭痛や肩こりなどの疲れを解消する
まずマッサージをすることで、健康な髪や頭皮を育てる効果があります。
頭皮にたまっていた老廃物が流れ、頭皮の細胞に栄養や酸素が行き渡るようになるんですね。
さらに、頭皮マッサージはリフトアップに繋がることもわかっています。
筋肉が刺激されることで頭皮と一緒に顔の表皮が持ち上がり、たるみを引き締めてくれるんですね。
また、頭痛や肩こりの緩和といったリフレッシュにも効果的。
副交感神経を優位にして、脳をリラックスさる効果も期待できますよ。
頭皮マッサージは薄毛・ハゲには効果なし?
ただし頭皮マッサージは、AGA(男性型脱毛症)に対する効果はあまり期待できません。
男性特有の薄毛であるAGAは、遺伝が主な原因です。
血行改善で栄養不足を解消したからといって根本的な解決にはならないんですね。
女性版AGAであるFAGAも、頭皮マッサージによる改善は期待できません。
ただ、頭皮マッサージによる血行促進は頭皮環境を良くする効果もあります。
髪が抜けにくく生えやすい土壌を作ることで、AGAの進行を遅らせることも可能ですよ。
間違った頭皮マッサージも逆効果
頭皮マッサージのやり方を間違えると、頭皮環境を悪化させることがあるので注意しましょう。
トラブルを防ぐためにも、適切な頻度で優しくマッサージしてくださいね。
【頭皮マッサージのやり方】手・ブラシでできるおすすめセルフケア
頭皮マッサージは1日1回、3分程度で、毎日コツコツ続けるのが大切。
手やブラシを使って、自分のやりやすい方法・タイミングで挑戦してみてください。
手を使ったマッサージ方法
道具を用意するのが面倒なら、手を使ったマッサージ方法がおすすめ。
指の腹や手のひらを使えばOKなので、コストがかからないのもメリットです。
手を使ったマッサージをするタイミングは、入浴中がベスト。
シャンプー中にマッサージすると、毛穴の汚れを押し出すことができますよ。
頭の横~後頭部まで、順序よくしっかり血流を流していくのがポイントです。
【頭の横をマッサージ】

- 親指以外の指4本を使い、それぞれ耳の上あたりに置く
- 指を軽く押し込みながら、頭のハチ(一番でっぱっている部分)へ持ち上げる
- 指を上下に動かしながら、後頭部まで移動させていく
耳の上から後頭部までを1セットとし、これを3回繰り返す。
【頭の前後ろをマッサージ】

- 親指以外の両手の指4本をおでこの生え際に置く
- 指に軽く力を入れて、中心に向かって押す
- 指を中心に向かって押しながら、手の位置を後頭部へと動かしていく
おでこから後頭部までを1セットとし、これを3回繰り返す。
【首と後頭部をマッサージ】

- 両手を頭の後ろで組み、親指を生え際部分の天柱(てんちゅう)に置く
※天柱・・・後頭部の生え際に位置するツボ。2本の太い筋肉のやや外側にある - 親指で円を描くようにツボを押す
- ぐるぐるとマッサージしながら、頭頂部にむけて動かしていく
後頭部の生え際から頭頂部までを1セットとし、これを3回繰り返す。
シャンプー前のオイルマッサージで頭皮ケアもできる
頭皮汚れの除去をしたいなら、オイルを使った頭皮マッサージもおすすめ。
オイルは皮脂になじみやすい性質があるため、地肌や毛穴の汚れをきれいにしてくれます。
またオイルは必要な皮脂を残してくれるため、フケやかゆみの原因になる乾燥を予防する効果も。
頭皮マッサージに使うオイルは、肌に優しい植物性オイルがベターです。
オイルマッサージをするタイミングは、血行が良くなっている入浴後が効果的。
週に1、2回の頻度でマッサージするのがよいでしょう。
ブラシ・くしを使ったマッサージ方法
空き時間にケアするなら、ブラシを使ってマッサージする方法がおすすめ。
タイミングによって、下記のような効果も期待できます。
- スタイリングの前・・・髪がボリュームアップする
- シャンプーの前・・・汚れが落ちやすくなる
ブラシを使う時は、髪が乾いている状態でマッサージをしましょう。

- トップから毛先にかけてブラッシングをする
- ブラシを横に持ち、下から上へと動かす
- ブラシの面を持ち、頭頂部を軽く叩く
- 頭頂部からこめかみへと移動させ、ぐりぐりと円を描くようにほぐす
- ブラシの柄を持ち、後頭部を軽く叩く
頭皮マッサージに使うブラシは、パドルブラシがベスト

ブラシを使ったマッサージには、パドルブラシを使うのがオススメです。
パドルブラシは、面が広く根元の部分がクッションになっているのが特徴。
圧をかけると空気が抜けるので、頭皮に負担を与えることなくマッサージができるんですね。
素材は主にナイロン製・木製の2種類。
ナイロン製のブラシは、頭皮の汚れやほこりを取るのに適しています。
ただし、静電気が起こりやすいのがネック。
静電気防止加工されているものを選ぶと使いやすいですよ。
木製のブラシは、静電気がおこりやすい冬場でも快適に使えます。
天然木でできているものであれば、リラックス感が得られやすいですよ。
ただし、コーティングされていない場合は濡髪に使用できないので注意しましょう。
頭皮マッサージは、白髪や顔のたるみなどの悩みを解消する効果があります。
日々の疲れが取れたり、肩こりを軽減できるのも嬉しいですよね。
特に手でする頭皮マッサージは、誰でも簡単にできるので実践してみてください。
- 親指以外の指4本を使い、それぞれ耳の上あたりに置く
- 指を軽く押し込みながら、頭のハチ(一番でっぱっている部分)へ持ち上げる
- 指を上下に動かしながら、後頭部まで移動させていく
毎日コツコツと頭皮マッサージを続けて、心も体もリフレッシュしていきましょう!
