髪がパサパサ、まとまっていないと清潔感が半減…。
「ワックスだけじゃ、髪がまとまらない」
「清潔感のあるヘアスタイルにしたい」
と感じているメンズは、ヘアオイルがおすすめです。
髪のまとまりやパサつきなどの髪悩みを改善してくれます。
そこで今回はメンズのヘアオイルの選び方と使い方をご紹介。
髪が扱いにくいメンズは、ぜひチェックしてください。
【この記事で分かること】
- メンズでもヘアオイルはダメージケア&スタイリングに使える!
- メンズが市販ヘアオイルを選ぶポイントは使い方や目的に注目
- 【ヘアオイルの使い方】ダメージケア・スタイリングの両方から解説
メンズもヘアオイルを使うべき?効果とメリット
そもそもヘアオイルとは、髪のパサつきを抑え、潤いを補うヘアケアアイテム。
主に油分でできていて、洗い流さないトリートメントやヘアセットに使用します。
オイルというと「ベタつきそう」と思いがちですが、サラッとしたタイプのオイルもありますよ。
またヘアオイルには、下記のような効果が期待できます。
- 保湿してダメージケアができる
- 毛髪にツヤ・まとまりを出す
- 香りでリラックス効果を期待できる
ドライヤーの熱や乾燥から髪を守る保湿効果が、ヘアオイルの最大のメリット。
パサついた髪のまとまりが良くなって、自然なツヤがプラスされますよ。
頭皮ケアができるヘアオイルであれば、頭皮マッサージにも使用OK。
ハーブなどの香りでリラックス効果も得られるのもうれしいポイントです。
など、ダメージや髪質で「髪がまとまりにくい」と感じたら、メンズもヘアオイルの使用がおすすめですよ。
【市販ヘアオイルの選び方3つ】目的別に選ぶのがベスト
男性がヘアオイルを選ぶときのは、用途や目的に注目しましょう。
自分が重視したいポイントをチェックしてくださいね。
①剛毛or軟毛:髪質に合った成分
スタイリングのしやすさを求めるなら、髪質にあった成分が入っているか確認しましょう。
剛毛(太い・硬い髪) 直毛 | しっとりタイプ | シリコン |
柔毛(細い・柔らかい髪) 柔らかいウェーブ | サラサラタイプ | 植物オイル |
髪の量が多く硬い方は、しっとりまとまるタイプがベスト。
粘土があり重めに仕上がるため、ハイダメージで髪が広がりやすい・直毛・くせ毛をストレートにしたい方にも適しています。
成分としてはシリコン入りを選ぶのがオススメです。
パサつきを抑えてボリュームダウンできて、潤いとツヤを出してくれますよ。
- シクロペンタシロキサン
- シクロメチコン
- ジメチコン
- ジメチコノール
- ジメチコンポリオール…など
(関連:太くて硬い髪を柔らかくしたい方必見!シャンプー・トリートメントの選び方やセット方法)
一方でペタッとなりがちな柔らかい毛は、サラサラタイプのオイルがベター。
髪なじみの良い植物オイルのみの成分だと重くなりにくいですよ。
パッケージに「髪が細い方用」など記載されている場合もあるので、成分と合わせてパッケージの表記をチェックしてくださいね。
②ダメージ補修成分の有無
ヘアケア効果を重視するなら、ダメージ補修成分に注目してください。
基本的に配合量の多い順に記載されているので、パッケージ裏の成分表示をチェックしましょう。
(※1%以下の成分は順不同で掲載)
保水成分 →パサつき | ・ヒアルロン酸 ・コラーゲン ・ケラチン |
熱ダメージから髪を守る →セットにドライヤーは欠かせない | ・メドウフォーム-δ-ラクトン ・γ-ドコサラクトン |
紫外線防止効果 →海などのレジャー →外出時間が長い | メトキシケイヒ酸エチルヘキシル |
ハイダメージ →繰り返したブリーチ →毛先がチリチリ | イソステアロイル加水分解コラーゲン |
たとえば、毛先のパサつきが気になるのであれば、保水成分メイン。
乾燥で壊れたキューティクル*を整え、毛髪内部の水分をしっかり保ちます。
*髪の表面を覆う組織。外部刺激から毛髪内部を守り、髪にツヤを与える。
このようにダメージ補修で使うなら、ライフスタイルや髪の状態をよく確認するのがマストですよ。
Lebena organic開発
シルキーモイストオイル
当サイト(Mavie)を運営するLebena organicでは、
品質と環境にこだわったヘアオイルをご用意しています。

100%天然由来成分のうち、10%以上をオーガニック成分で構成。
補修・保湿効果で、髪のパサつき・うねり・広がりなどダメージをケアします。
スタイリング時に使用すると、ウェットスタイルも楽しめます。
1本2役なのでコスパも抜群!ぜひお手にとってみてください。
③いい匂いでリラックス効果
ヘアオイルは特に香りを感じやすいので、好みの香りを選びましょう。
香りで迷ったら、スッキリしたシトラス系やナチュラルなハーブ系がおすすめ。
万人ウケする香りで使いやすいですよ。
テスターなどで匂いが確認できる場合は、あらかじめチェックするとベター。
パッケージに〇〇の香りと記載されていることが多いので、あわせて確認してください。
好きな香りなら、リラックス効果も高まります。
直感的に好きな香りを選ぶのが一番リラックスできるはず。どんな成分であれ、脳が「気持ちいい」と反応することが自律神経系によい作用をもたらすからです。
夜のヘアケアで使用すれば、1日頑張った肩の力を抜いてくれますよ。
朝のスタイリングに使う場合、無香料を選ぶのもアリ。
香水やワックスなどの整髪料の香りと混ざらずに使えます。
【ヘアオイルの基本の使い方】ダメージケア・スタイリングのやり方を解説
先述のとおり、ヘアオイルはダメージケア・スタイリングの両方で活躍するアイテム。
ここからは用途に合わせて、基本的なヘアオイルの使い方を解説していきます。
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ヘアケア
ヘアオイルでダメージケアをするときは、入浴後の使用がベストです。
タオルドライ後、オイルを手に取ったら手に馴染ませるように伸ばします。
指の間までしっかり伸ばすと、ムラなく髪につけられますよ。
オイルの量は、ショートヘアの男性であれば1プッシュが目安。
足りないようであれば半プッシュずつ足していくのがおすすめです。
毛先によく揉みこんだら、前髪を整えます。
前髪は束になりやすいので、手に余ったオイルで触る程度でOK。
またペタンと重くなってしまうので、髪の根元にはつけないように注意してくださいね。
※頭皮マッサージ可能なオイル以外は、頭皮につけるのは控えてください。
最後にしっかりドライヤーをして完了です。
セット・スタイリング
ヘアオイルでヘアセット・スタイリングする手順は、下記の通り。

- 手グシ・ブラシで髪を整える
- オイルを半プッシュ手のひらにだす
- 手のひらに広げる
- 髪の後ろ→トップ→前髪
- 全体を軽く整える
基本的にやり直しができないので、ヘアオイルの量に注意。
半プッシュずつ手に出して調整するようにしてください。
ストレートの方は、後ろ髪から空気を含ませるように髪全体になじませていきます。
くせ毛の方・まとまり感が欲しい方は、毛先にもみこんでください。
トップや前髪は手に余ったオイルを馴染ませる程度でOKです。
表面だけでなく、髪の間にも手を入れましょう。
最後に全体を軽く整えて完了です。
スタイリングに使うオイルは、「仕上がりの質感」で選ぶのもアリ。
「サラサラ感を求めるなら軽めのオイル」
「しっとり・ツヤを出すなら重めのオイル」
と、使い分けてみてくださいね。
ワックスと混ぜて、ほどよいセミウェット感
「セット力がもう少し欲しい」
「こなれ感を出したい」
という方はオイルとワックスを混ぜるのがおすすめ!
セミウェットに仕上がり、旬なヘアスタイルが出来上がります。
- 髪を整える
- ワックス適量とオイル半プッシュ
(ワックスは普段よりやや少なめ) - 手のひらで混ぜ合わせる
- 毛先中心にもみ込んでセットする
オイルの量が多いと、ウェット感強めに仕上がります。
ツヤ感を重視するならバームかソフト系のワックスがおすすめですよ。
女性だけでなく、男性のダメージケア・スタイリング剤としても大活躍のヘアオイル。
市販のヘアオイルは、用途・目的に合わせて選ぶようにしましょう。
- 髪質にあった成分…セット力重視
→軟毛:サラサラタイプ
→剛毛:しっとりタイプ - ダメージ補修成分…ダメージ補修重視
→熱ダメージ:γ-ドコサラクトン
→ハイダメージ:イソステアロイル加水分解コラーゲン - 好みの香りかどうか…シーン重視
→パッケージ、テスターで確認
→ニオイが混ざりたくなければ無香料
用途に関わらず、ヘアオイルを使うときは”量”に注意。
「少しずつ出す」「しっかりと手に伸ばしてから揉み込む」など、つけすぎないのが上手に使うコツですよ。
洗練されたまとまり感からこなれ感まで自在に楽しるので、ぜひヘアオイルを取り入れてみてください。
参考文献
加藤 智一,
『最速! 清潔感 ―― 忙しいビジネスマンでも絶対に「見た目」でソンしない』,
大和書房 ,2018.9.16
